剣道部の歴史

法政大学剣道部は、大正8年(1919年)9月、米谷先輩、箕面先輩、高橋先輩の3名によって創立され、部長は、大沼盾雄男爵(講師・陸軍中佐)が大正12年まで就任されました。剣道部創立に当たり小野鐘山先生(総長秘書・神道無念流教士)のお世話を受けました。主将は本科在校の箕面在包先輩、部員は3名で発足し、以後徐々に増えました。練習場は、九段校舎の専門部控所を借用していました。


『昭和2年頃の稽古風景』

剣道部は、体育会本部に登録されております37部のうち、野球部(大正4年4月)、相撲部(大正7年12月)、柔道部(大正8年9月)に続き4番目に長い歴史をもつ伝統ある部であります。さらに関東学生剣道連盟においては設立当初より常任幹事として連盟の運営に貢献しております。


『第5回 全日本学生剣道選手権大会優勝記念』昭和32年11月24日